2020-10-13
「自前の API にリクエストは届いてるけどなにか不具合が起きている」「リクエストをダンプする環境をすぐに用意するのはダルい」とき用。 ngrok の本来の使い方とは違いますが、http パケットキャプチャができます。
ngrok とは
ngrok - secure introspectable tunnels to localhost
https://ngrok.com/使い捨て URL (https) でローカルのネットワークを外部に公開できるサービスです。
brew install ngrok
でも入れられるようになりました。
セットアップ手順
ngrok – documentation
https://ngrok.com/docs無料ユーザ登録と cli に key 登録が必要です。
どんな事ができるか
コマンドで立ち上げます。
$ ngrok http 3000
ngrok by @inconshreveable (Ctrl+C to quit)
Session Status online
Account elzup (Plan: Free)
Version 2.3.35
Region United States (us)
Web Interface http://127.0.0.1:4040
Forwarding http://9e95453ed1cb.ngrok.io -> http://localhost:3000
Forwarding https://9e95453ed1cb.ngrok.io -> http://localhost:3000
Connections ttl opn rt1 rt5 p50 p90
0 0 0.00 0.00 0.00 0.00
ここで web アプリを立ててくれます。 http://127.0.0.1:4040
例えば以下のようなリクエストを投げてみます。
curl -X PUT "https://9e95453ed1cb.ngrok.io/path/hello?query=hello-query" -H "x-myheader: hello-header" -d '{"body":"hello"}'
すると受け取った(ngrok が通した) HTTP の中身を見ることが出来ます。
デフォルトでは ngrok が 502 レスポンスを返すようです。
もちろん ローカルで http server を立てておけば レスポンス側の内容も見れます。