あのぞんブログ

【Clasp】GoogleAppScript のコードをローカルで開発する

2020-01-21

この記事では Clasp を使って GoogleAppScript のコードを手元で管理する方法を紹介します。

Clasp

手順 1. 初期化する

管理するディレクトリに移動してしてパッケージをインストールします。 その後 Google アカウントでログインします。

yarn add @google/clasp -D
clasp login

プロジェクトのみに入れてる場合は以降の clasp hogeyarn clasp hoge に置き換えて読んでください。

さらに下の gas ディレクトリで管理してみます。

既存のプロジェクトの場合

clasp clone name --rootDir ./gas

新規のプロジェクトの場合

clasp create --type standalone --rootDir ./gas

手順 2. コードを書く

gas ディレクトリに ファイルを作成して関数を書きます。

"gas/main.js"
/* global Logger */

// eslint-disable-next-line no-unused-vars
function timeLog() {
  Logger.log(new Date())
}

手順 3. デプロイする

以下のコマンドで実行すると更新されます。(push と deploy 両方必要なので注意)

clasp push && clasp deploy

確認してみる。

clasp open

環境変数を使いたいとき

コードに残したくない定数は PropertiesService を使います。

"gas/main.js"
const token = PropertiesService.getScriptProperties().getProperty('API_TOKEN')
Logger.log(token)

値の設定は Clasp からはできなさそうでした。

clasp open して ファイル > プロジェクトのプロパティ > スクリプトのプロパティタブ から設定してください。

gas-propety

TypeScript の場合

TypeScript も Clasp 公式でサポートされていて、こちらに詳しく書いてあります。

@types/google-apps-script で Global なモジュールの Type が使えます。


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